グループホームと有料老人ホームの違い

グループホームの魅力

グループホームについて介護士視点で発信しているサイトです。グループホームの仕事に興味のある人は当サイトの情報を参考にしてください。転職に役立つ情報も紹介しています。

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有料老人ホームとの違い

似ているようで異なる部分が多い

スタッフの数

スタッフの数

まず、大きな違いとして挙げられるのが介護体制です。グループホームは利用者3人に対してスタッフ1人以上の配置が求められています。最近は3人以上の配置を原則としているグループホームも増えています。看護師の配置義務はありませんが、医療的ケアの充実を目指して常時看護師を配置しているグループホームもあります。
一方、有料老人ホームで人員配置基準が定められているのは介護付有料老人ホームのみです。介護付有料老人ホームでは、利用者が要支援2以上の場合は利用者3人に対してスタッフ1人以上、要支援1の場合は利用者10人に対してスタッフ1人以上の配置が求められています。医療・看護サービスが提供されるので看護師1人以上の配置も義務付けられています。

医療的ケアの充実度

次に医療体制です。グループホームは看護師の配置義務がないものの、医療機関と連携しながら訪問看護などのサービスを提供しているケースも増えてきました。そのため、医療的ケアの範囲は施設ごとに異なります。
一方、看護師の配置が義務付けられている有料老人ホームでは、健康管理や服薬管理などのサービスを提供しています。医療機関と連携しており、緊急時には医師による処置も行われます。介護と医療の連携がより密な点がグループホームとの違いです。また、看護師の配置が義務付けられていない住宅型・健康型有料老人ホームでも、医療・看護サービスの充実を目的に看護師が常駐している場合があります。

レクリエーションの内容

グループホームは認知症の進行や身体機能の低下を防ぐためのレクリエーションが開催されます。細かい内容は施設ごとに異なりますが、脳トレ、運動、体操、歌などを取り入れたレクリエーションを行っているところが多いようです。
有料老人ホームでもレクリエーションは行われています。ただし、グループホームとは違い認知症の進行を遅らせることではなく、利用者同士の交流を目的としているケースが多いようです。

生活の自由度

グループホームでは買い出しや旅行、散歩などをスタッフと一緒に行います。日常的に外出する機会を設けているので、生活にメリハリが生まれる点がメリットです。ただし、認知症の進行度合いを加味して外出を制限することもあります。
一方、有料老人ホームはグループホームよりも比較的自由に暮らせます。これは、グループホームよりも自立度の高い利用者が多いためです。歩行に問題がなく、道に迷う恐れもない利用者であればスタッフの付き添いがなくても外出可能です。

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