グループホームについて介護士視点で発信しているサイトです。グループホームの仕事に興味のある人は当サイトの情報を参考にしてください。転職に役立つ情報も紹介しています。
グループホームはどのような施設なのか、基本情報や他の施設との違いを紹介します。グループホームの利用者は認知症の高齢者が対象で、介護士のサポートを受けながら日常生活を送り、認知症の進行を遅らせることを目的としています。介護施設にはいくつか種類がありますが、その他の施設と比べると小規模である点が特徴です。また、ある程度自立した生活を送れる高齢者が対象となるので、身体介護の機会はそこまで多くありません。
認知症の高齢者数名が専門知識を有したスタッフの支援を受けながら生活する施設をグループホームと呼びます。心身の状態を維持したまま認知症の進行を遅らせることができます。5~9人の小人数で原則2ユニットまでとなっており、運営母体は民間企業だけでなくNPO法人や社会方福祉法人など様々です。
有料老人ホームとの違いとしてまず挙げられるのがスタッフの配置基準です。グループホームに看護師の配置は義務付けられていませんが、健康管理や服薬管理などのサービスを提供している有料老人ホームでは看護師の配置が必須です。その他、レクリエーションの内容や生活の自由度など、それぞれ細かい内容は異なります。
特別養護老人ホーム(特養)は常に介護を必要とする高齢者が入居しています。そのため、グループホームよりも身体介護に携わる機会が多くなります。しかしその分、給料に関しては特養の方が高いようです。なお、どちらも無資格で働けますが、特養は資格を持っている人のみを採用しているケースも少なくありません。