グループホームについて介護士視点で発信しているサイトです。グループホームの仕事に興味のある人は当サイトの情報を参考にしてください。転職に役立つ情報も紹介しています。
グループホームで介護士として働くにあたって知っておきたいことを紹介します。まずは仕事内容を理解しましょう。グループホームで暮らす利用者の日常生活を支えることが主な仕事となりますが、ある程度自立している人が入居しているのでそこまで負担は大きくありません。ただし、認知症の高齢者が対象なので認知症ケアに関する知識が必要です。そのため、関連資格を取得しておくといいでしょう。勤務体制や待遇なども確認し、自分に適性があるかどうかを判断してください。
少人数のグループを形成して生活を送る利用者のサポートを行います。ただし、自立した生活を継続することが目的なので、必要以上に支援することはありません。また、レクリエーションや身体機能の回復・維持を目的としたリハビリのサポートも行います。夜間は徘徊のリスクがあるので注意深く様子を観察しなければなりません。
グループホームは24時間稼働しているので、いくつかの勤務時間に分けられます。主に早出、日勤、遅出、夜勤の4つで、夜勤専従のスタッフを採用しているケースもあります。ただし、夜勤専従は非常勤での雇用がほとんどです。待遇は施設によって異なりますが、運営母体が大きい方が好待遇で働ける可能性が高いでしょう。
無資格でもグループホームで働けますが、待遇や今後のキャリアを考えると資格を持っていた方が有利です。無資格の人はまず入門資格である「介護職員初任者研修」の取得を目指してください。そこから「実務者研修」や「介護福祉士」などの上位資格を取得していきます。また、「認知症介護実践者研修」もおすすめです。
人と人との関わり合いがカギとなる仕事なので、コミュニケーションが得意な人に向いています。また、利用者と接する時間が他の介護施設よりも多いため、利用者に寄り添った丁寧な介護を提供したいと考えている人にもおすすめです。介護士は「誰かの役に立っている」という実感を持てるやりがいの大きい仕事です。